今回は「女性の腰痛はホルモンが原因?」というテーマでお話しします!
現代社会において腰痛は国民病と言われています。
なんと全国に約2,800万人いると言われているんですね。
その原因は色々ありますが、
女性特有として「ホルモンの影響」があります。
女性の身体というは妊娠や出産に対応できるようにとても緻密な機能がたくさんあります。
その中で出産時に骨盤が開きやすくなるように「リラキシン」というホルモンを出すようになっています。
分泌量は妊娠12週で最大になると言われており、リラキシンが出ることによって靭帯が緩み、関節弛緩性が増加します。
そのため今までと同様の動きであっても負荷がかかって腰痛を起こすことがあります。
※もちろん普段の身体の状態は影響します。
そして生理中にもリラキシンは分泌されます。
ということはこの時も同じように腰痛を引き起こす可能性が高くなるということです。
「生理中によく腰が痛くなる」
「妊娠で腰が痛い」
「産後で腰が痛い」
このような方はリラキシンにより、関節弛緩性が増加したことが原因の1つであることがあります。
スポーツをしている場合でも腰痛や膝関節の靭帯損傷が起きやすい時期になりますので、特に注意が必要です。
この時期はホルモンの影響で腰痛などのリスクが高くなるということを知っておくと運動負荷などの参考になるのでないでしょうか。
ただ「ホルモンの影響だからしょうがない」と言ってるわけではなく、そのリスクも踏まえて普段から姿勢の改善、筋・筋膜や背骨、内臓などの調整をしておくことが大切だよということです。
やはり大切なのは普段の取り組みですね。
この時期の腰痛で整体などにいかれる場合は、こういう知識を踏まえている、そしてソフトで負荷が少ない、短時間で効果の出る場所を選ぶと良いと思います。
今回は女性ホルモンの影響による腰痛をテーマにお話ししました!
ホルモンの影響について知っておくこと
普段から姿勢など身体の状態を整えておくこと
このあたりを意識しておくと今までより自分の身体に向き合うことができるかもしれませんね!
今回の話が少しでも参考になれば嬉しく思います!
島津 偉匡
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