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  • 執筆者の写真島津 偉匡

本来あるべき妊活の姿

「妊活ピラミッド」という考え方があります。


①から④に向かって三角形が積み重なるイメージです。



①メンタルアプローチ(精神状態を整える・考え方を改善する)

②インナーアプローチ(身体に入るものを変える:食事・サプリなど)

③アウターアプローチ(身体の機能を上げる:整体、はりきゅう、運動)

④メディカルアプローチ(病院での検査・処置を受ける)

 


不妊治療は④にあたります。「不妊かも」と感じたとき、

多くの人が①~③を飛ばして④を受けますが、まず大切なのは①です。



それは、病院通いを始めると、自分自身ではなく、

外(医師・医療)の意見を聞くようになり、

「本当の自分」「本当の気持ち」を見失いがちだからです。

 


不妊治療をする人は増え、結婚してすぐに始める人もいます。


「なぜ子どもが欲しい?」と問うと

「みんないるから」「まだ?と聞かれる」「結婚したらいることが当たり前」―といった答えを聞きます。



ここに違和感を覚えます。


本来、何かを欲しいと思う基準は「自分」。

なのに、子どものことになると「周りがどうか」を基準にする人が多いのです。



妊活をしている人は「不妊かも」…と感じたり、クリニックを受診したりしたときから、

治療が「人生の中心」となり、見える景色が変わってしまうのです。



治療が長期的になればなるほど自分を見失いがちです。

「治療=人生」の思考に陥いるため、周囲に「子どもは?」と聞かれたり、

知人の妊娠報告があったりすると、自己否定が入り、さらに苦しみます。



その結果、「〇〇しなければいけない」という考えに固執し、

「医師に言われたから」などと「他人の意見」で物事を選択するようになります。




本来、妊活は自分のため、夫婦のため、生まれてくる子どものための活動です。


他人に人生を決められるではなく、「自分の意思で選択・決断」できることが、

後悔のない妊活をするためにはとても大切です。



30代女性は、夫婦生活のタイミングを取ることに必死になり、自身のメンタ

ルも夫婦関係もうまくいっていませんでした。


考え方を変えると、心の底から子どもが欲しいと思え、具体的に未来をイメージできるようになりました。


心に余裕ができ、夫婦関係も妊活も楽しくなったそうです。




まずは現状を整理し「自分は、本当はどう思っているのか」「何が今の自分に必要か」

「何のために妊活するのか」―を問いかけてみましょう。

そうすることで、他者ではなく自分の心と身体に目が向き、

自分を取り戻すことができます。

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