みなさんこんにちは!
前回は「それって本当にシンスプリント?」というテーマで3人の選手の話をしました。
その3人の選手は女子選手なんですが、そのうち2人は生理不順があったんですね。
そして3人とも生理痛がありました。
ここは結構関係があると思っています。
閉経後の女性は骨密度が低下して骨粗鬆症になりやすくなります。
これは女性ホルモンであるエストロゲンが閉経により低下するとこが原因であると言われています。
※エストロゲンは骨を丈夫にする作用があるからです。
10代から生理不順(無月経含む)がある場合は女性ホルモンのバランスが崩れることで十分な骨量を得ることができなくなります。
※栄養不足も原因の一つです。
その状態で過度なトレーニングをすることで疲労骨折などのリスクも上がってしまいます。
シンスプリントもこのような影響を受けている可能性はあると思います。
もちろんケア不足や動作不良、過負荷などの問題もあるとは思います。
ただ最近は女子チームに関わる中で、再発予防のためにも女性としての未来のためにも生理不順や生理痛の改善を優先事項として考えてくことの必要性を感じています。
生理痛や生理不順があるのが当たり前ではない。
今後もトレーナーとして女性特有の部分にも目を向けて対応していきたいと思います。
島津 偉匡
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