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  • 執筆者の写真kahana0106

生理痛をどう捉えるか

更新日:2021年7月10日

今回は悩んでるという声の多い「生理痛」についてお話しします!



生理痛について

「痛いのが当たり前」

「7〜10日くらい続くよね」

「生理中は頭が痛くなる」

これまで多くの利用者さんや選手に聞くと生理痛を簡単に捉えている方が多いように思います。

生理痛は腰痛や肩こりでこられている利用者さんやスポーツ選手でもよく遭遇します。

女性を見る場合、一見関係なさそうでも全ての症状を

「今後妊娠する」

「子供の健康に影響する」

このことを意識することが重要になります。

まだ10代だったとしても、スポーツ選手だったとしても、まだ結婚していなかったとしても、最近はその方の将来のことを考えて関わるように心がけています。

まず前提として生理(月経)とは、妊娠をするの準備として「子宮のお掃除」をするということです。

上記のことを踏まえると

痛みがある = それがうまくできていない

ということになります。

この場合は「生理痛」ではなく、「月経障害」と捉えるようにしてみてください。

つまり痛みだけでなく、正常な月経が行われているかをチェックしなければなりません。

ここでポイントになるのが

・月経の期間

・月経量

です。

月経が正常化されていけば痛みも無くなっていきます

まずは自分の身体に向き合い、今の状況を把握してみましょう。

「女性なら生理はあるもの」

と考えられがちですが、「何のためにあるのか」という意味を知っておく必要が重要ですね。

そういう視点で生理というものを考えてみると

・身体の状況(身体が訴えている声)

・身体の変化

というものが見えてくると思います。

そして今のうちに行動することが本当にあなたの人生を帰ることになります。

先ほど言ったように

生理痛がある/月経がうまく行かいない = 子宮のお掃除ができていない

ということです。

子宮のお掃除ができていない = 子宮に汚れが溜まってしまいます。

その汚れには炎症を起こすサイトカインというものが含まれているので

生理痛や子宮内膜症などになる可能性があります。

そして子宮環境が悪くなることで

・妊娠しにくくなる

・そこで育つ胎児に影響を及ぼす

まとめると

①生理痛がある/月経がうまくいかない

②子宮のお掃除ができていない

③子宮に汚れが溜まる

④炎症をおこし、生理痛や子宮内膜症になる

⑤妊娠しにくくなる

⑥そこで育つ胎児に影響を及ぼす

このような流れになります。

子宮内膜症の治療方法は

・薬で月経を止める

・妊娠すること

が基本となります。

しかしこれは根本的な治療ではなく、対処療法ということになります。

※痛みが強くて辛い方への対応としては必要なことだと思います。

正常な月経に近づけるためには

・骨盤の動きはどうか(背骨や股関節の柔軟性、骨盤腔内の状態)

・骨盤腔内の状態はどうか(膀胱、子宮、卵巣、腹腔内の状態)

・腹腔内の状態はどうか(肝臓、胃、腸などの状態)

・身体の排泄能力に問題はないか

・月経ホルモンの代謝に関わる肝臓の状態はどうか

・ホルモンの材料になる油の取り方はどうか

・ホルモンバランスに影響の大きいメンタル状態はどうか

・プロスタグランジンが過剰に出る状態になっていないか(血液循環、冷え)

・プロスタグランジンの質はどうか(原料となる油の質)

※プロスタグランジンとは子宮を収縮を促すものです。

 なくなると困りますが、過剰になると痛みを引き起こします。

こんな感じでさまざまな視点があります。

とても大切なことなのでぜひ1つでも意識してみてください!

次回は月経のポイントである「月経の期間」「月経量」についてお話しします!

島津 偉匡

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